グリーン、ゴー!

”了解したからその方針でいく”


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ガクブル島旅日記その13

Oblivion 2008-04-04 02-49-41-29

はたまらず聞き返した。
「幻覚症状を引き起こす…猛毒?」
あの虫のおっさんは食べる必要があるとか言ってたけど…冗談じゃない。

Kithlanは頷く。
「あぁ。Chaliceは『Dunroot Burrow』という木の根洞窟に持ってかれたそうだが、そこがまた厄介でな。
 その洞窟はElytram…Felldewを分泌する蟲な。そいつらの巣なんだ。洞窟の入り口は、分厚い膜で閉ざされている。
 それを開けるには…Felldewを体内に摂取するしかない」

「えっ、それは何故です?」

「その膜はFelldewを探知して開閉するのさ。つまり、本来はFelldewを蓄えている蟲のみが通過できるんだ。
 巣に入るには、身体の中から蟲になりきるっきゃないってことだ」

私はぞっとした…。死に至る幻覚物質Felldewを摂り、蟲の巣に入る…。考えただけでも気持ちが悪い。
しかし、やらないわけにもいかない…。

「その、Dunroot Burrowという洞窟はどこにあるんですか?」

「お嬢ちゃん、マジで行くつもりか?外から来た人間は正常だと思っていたが、そうでもないんだな」

うう…私だって嫌よ…。まだ、異常を異常だと認識できているぶん正常かもしれないが…。

地図に印をつけて貰うと、意外にもその場所は訪れたことがあるポイントだった。





Oblivion 2008-03-17 23-57-11-12

というのも初日、王都に辿り着く前にひどく迷ってしまったからだ。
地図の位置と記憶を照らし合わせてみると、外観を思い出すことができた。
こういった木の根洞窟(木の根元が入り口になっているダンジョン)はこの島にはごろごろあるが、
確かにこの洞窟の入り口だけは閉ざされていたままだった気がする。
一度行ったことのある場所なら、私一人でも辿り着けるだろう。
わんこがいないことで心配だったが、とりあえず迷子だけは免れそうだ。

私はKithlanに礼を言って、宮殿を後にした。
拷問マラソンもやる気が起きないが、ヤク中体験も嫌だ…。




 
Oblivion 2008-04-04 02-54-20-89

この島の夜空は、病的なまでに幻想的だ。異常成長したキノコと、紫の雲。
こんな空の下で、じめっとしたぬるい空気に触れていると嫌でも陰鬱になってしまう。


てくてくと歩くこと一時間弱、二本目の松明に火をつけたところで目的地が見えてきた。




Oblivion 2008-04-04 02-53-17-09

ジジジ…という音に振り向くと、カマキリのデカい奴がこちらに威嚇のポーズをとっていた。
これがElytramね…。松明を放り投げ、左腕に防御陣を張る。ダガーを構え、相手の出方を伺う。
うぅ…見てるだけで背筋がぞわぞわする。なんで蟲ってこんな気持ち悪いんだろう。
だめだ、冷静に対処するんだ。感情を殺せ。大丈夫…。戦闘モード。集中するんだ。
…ある格闘家が、カマキリが100キロを超えたら象を捕食するのも容易い…とか言っていたな。
そんなことを考えていると、Elytramが飛び掛ってきた。
前足の一撃を防御陣で受け止め、その足の付け根にダガーを滑り込ませる。
ビチビチッ、という音がした。甲殻は硬いが、貫けないこともなさそうだ。ドス黒い体液が滴り落ちる。
そのまま刃を跳ね上げると、前足はくるくると弧を描いて空中を舞った。
蟲は、痛覚がないんだっけ…。一瞬そんなことを考えつつも、柔らかそうな腹部にダガーを突き立てる。










Oblivion 2008-04-04 02-53-38-15

「ふぅ…怖かった」
まだピクピクと動いているが、文字通り虫の息という状態だろう。
先程から、淡く発光しているのが気になっていた。こいつがFelldewを分泌する個体に違いない。

ダガーについた緑色のジャム。…腹部か。見ると、切り口から緑色に光るドロっとした液体が溢れていた。
自分でやったとはいえ、そのおぞましい光景に吐き気を覚える。これを、食べろって言うの…?

嫌、嫌だ。絶対嫌だ。なんなのそれ、冗談じゃない。ヤク中の主人公なんてまっぴらごめんだ。

木の根の膜は、Felldewを認識して開くとか言っていたな…。
そう思い、蟲の死骸を根元に近づけたが反応しなかった。生体じゃないと、ダメだったんだ…。

ううううう、どうする。少し、少しなめるだけなら、大丈夫だろうか。
そうだ、少しならきっと大丈夫だ。大学で錬金術の勉強もしたじゃないか。
授業で間違えてマリアアザミの種(このゲームでは麻痺を引き起こす)を食べちゃったときも、何とかなった。
ちょっとくらいなら平気に違いない。毒も、幻覚作用も少しに決まってる。
ほんの少しなめて、すぐに水をいっぱい飲めば薄まる。大丈夫、ちょっとだけだ。
毒も、幻覚も跳ね返す精神力を持つんだ。ショーグンも、ショーグンの師匠もやってたじゃないか。
大丈夫、打ち勝つのよ!


ぺろっ。





































DeathDrug













あはっ













アハハハハハ















なにこれー















ふわふわしてるー
















ヤバイヤバイヤバイもう少しで完全ににょびちゃうところだった。セーフ。セフセフ。
大丈夫だ。ちょっとフラフラするけど。


ん、はぁ…結構、刺激的かも…。


ダメだダメだ!今週のサウスパークで何を学んだんだ!全部妄想だ!こんな幻覚物質に負けるな!

あぁこんな事してる場合じゃなかった。木の根洞窟に入らなきゃ…。



Oblivion 2008-04-04 02-54-41-09

話どおり、Felldewを摂取した状態で近づくと膜は縮み、くぐれるようになった。
この洞窟の奥に、Chaliceがあるのね。とっととキレイな身体にもどらなきゃ。ぺろっ。
テーマ : Oblivion    ジャンル : ゲーム

Comments


« »

08 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

Tosh

Author:Tosh
深刻なMMORPG不足に悩まされています

カウンタ
カテゴリー
月別アーカイブ
我々のケニー
歩くケニー PSPで遊ぶケニー

Archive RSS Login
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。