グリーン、ゴー!

”了解したからその方針でいく”


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ガクブル島旅日記その7

Oblivion 2008-03-17 21-35-18-07

れが電源ね。
 確かに動いてないみたいだけど…どうやって起動させるのかしら?」

ぺたぺたとクリスタルに触れて調べてみる。…嫌に冷たい。
本来鉱石というものは、大地の暖かさを内包しているものだが…どうにも生気を感じられない。
無機物すぎる、という感触だ。

手前の石の先端に手が触れた瞬間、バシュンっ…と鋭い音がクリスタル内を反響した。

「おっ…?動いた?」



 
Oblivion 2008-03-17 21-35-37-42

「おー…」

クリスタルの中心から眩い光が溢れる。
生命力を感じさせる力強く、優しい輝きをもったエネルギー帯が生み出されては流れていく。
無事に起動したようだ。

「こんだけゴォンゴォン動いて停止中って事はないでしょ。さぁ帰ろ帰ろ」








Oblivion 2008-03-17 21-36-23-92

「帰りはテレポーターで入り口まで一発転送。楽チンだねー。まさにダンジョンの鏡ね」

転送パッドに足を乗せると、つま先からふわりと浮かび上がる感覚に包まれる。
目を瞑り、今まさに流れ出そうとしている大きな力に身体を委ねる。


目を開ければ、遺跡に入ったときに見た最初の光景だ…。
王都に帰って、食事して、それから……


一瞬だけ意識が消えるが、すぐに呼び戻される。空気が変わった。転送完了。
さぁ、かえりまs








Oblivion 2008-03-17 21-36-31-82

「おぉ、お待ちしておりましたぞ!」

ぎゃあ!顔色の悪いおじさんが!」

「…生まれつきでございます」












Oblivion 2008-03-17 21-37-15-76

「ある問題が発生しまして、そのせいでテレポーターの転送先がこちらに設定されました」

「も、問題…?」

「えぇ、しかし貴女様がこちらにおられるということは非常に楽しい出来事に…おっと」

忘れてた、といった表情を一瞬見せると、おじさんはオホンと咳払いをした。
青白い顔をほころばせながら、深々とお辞儀をするおじさん。


「まずはレゾネーターの再稼動作業、大変お疲れ様でした」

「え、あぁ、それほどでも…」


「ここに住み着いた下等生物をご覧になりましたでしょう?
彼らは、あのクリスタルを自分たちの信仰のシンボルに利用しようと生臭い手で弄繰り回したのです。
その結果、レゾネーターは停止してしまいました。
しかし貴女様のお力添えにより、クリスタルは元の姿を取り戻したのです」

「あぁ、あの半魚人みたいな…」

「もっとも、レゾネーターの出力が必要になった理由も貴女様のご活躍の結果なのですが、
 これは非常に興味深い出来事ですからね」

ハハハ、と笑うおっさん。


「え、あたし?あ、え、なんかやっちゃいました…!?」

「はい、ゲートキーパーを復活させるにはレゾネーターが生み出すエネルギーが必要なのです」

「ゲートキーパー…って最初のアレ…?」

「左様でございます。本来この世界に進入できるのは、選ばれた人間のみでございます。
 あの醜悪で不死身の門番は、許可を持たぬ有象無象どもを葬り去るために製造されたものなのです。
 愚鈍な木偶の坊ですが、任務を遂行し続ける戦闘力は保持していたはずです。
 それを貴女様が、いとも簡単に斬りふせてしまいました。ハハハ、なんと愉快な事でしょうか。
 まさか自らの力で門を開く人物が現れるとは、誰が予想していたでしょうか。
 貴女様こそ、シェオゴラス様の擁護者たる器を持つ者に違いありますまい」

「え…あれってそういうショーじゃ…?っていうかチケットもらって…あれ?」

おじさんは楽しそうに続ける。
「とはいっても、門を開放し続けるわけにも参りません。『招かれざる客』はキッパリと拒絶しなくては。
 そのためのゲートキーパー復活なのです。
 先ほどのレゾネーター起動は、再生作業の最初の一歩というわけですな。」







Oblivion 2008-03-17 21-39-36-26

「おっと…本筋から逸れてしまいましたな。楽しい出来事をご覧に入れましょう。
 きっと気に入っていただけますよ。ここはそういう施設なのですから」

「は、はい…。またショーかな…?」


おじさんに促され、門を開ける。





Oblivion 2008-03-17 21-40-10-46

まるで、劇場を見下ろす観客席のような…。
そんな空間に足を踏み入れると、左右のスイッチが鈍い光を放ち始めた。
同時に、見下ろしている「劇場」に三人の冒険者たちが入ってくる。

「えーっと…これは?」

「さぁさぁ、楽しいショーの始まりでございます。哀れな肉体と精神を弄ぶ研究所、Xedilianへようこそ」

ぞっとした。
今頃になって初めて「あぁ、もしかしたらとんでもない所に来ちゃったのかな」という不安がよぎった。
テーマ : Oblivion    ジャンル : ゲーム

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